オーリーが少しずつ安定してくると、次に挑戦したくなるのが「板を回すトリック」ですよね。その第一歩として最適なのがポップショービット(Pop Shove-it)です。
板と一緒にジャンプするオーリーとは違い、空中で板だけを180度回転させるこのトリックは、スケボーの自由度を一気に広げてくれます。今回は、最短でポップショービットをマスターするためのポイントを徹底解説します。
1. ポップショービットのスタンス
まずは足の位置を確認しましょう。基本はオーリーに近いですが、後ろ足が重要です。
・ 前足: ビスの少し手前。オーリーよりも少しリラックスした状態で、板の真ん中あたりに置きます。 ・ 後ろ足: テールの端(つま先側)に親指の付け根が来るように置きます。少しつま先を出すのが、板を後ろに弾きやすくするコツです。
2. 最大のポイントは「後ろ足のしゃくり」
ポップショービットの成功は、後ろ足の動きで8割決まると言っても過言ではありません。
■ 真下ではなく「後ろ」に弾く オーリーは真下に叩きますが、ショービットはテールの角を後ろに「しゃくる」ように弾きます。イメージとしては、背中側に板を蹴り出す感覚です。
■ 前足は「ガイド」に徹する 前足で板を回そうとすると、軸がぶれて上手く回りません。前足は板が離れすぎないように上で待機させ、回転が終わるのをガイドする役割に徹しましょう。
3. 習得までの3ステップ練習法
いきなり飛び乗るのは怖いため、段階を踏んで練習しましょう。
ステップ①:板を回す練習だけをする まずは板に乗らず、片足を地面につけた状態で後ろ足だけで弾き、板を180度回す感覚を掴みます。板が自分の前で綺麗に半回転する強さを覚えましょう。
ステップ②:前足だけで着地する 実際にジャンプして、後ろ足は地面に、前足だけを回転した板に乗せる練習です。これで板が自分の真下で回る感覚を養います。
ステップ③:両足でキャッチ 板が180度回った瞬間を空中で見極め、両足で「板を捕まえにいく(キャッチ)」イメージで飛び乗ります。このとき、重心が板の真上にあることが成功の秘訣です。
4. よくある失敗と解決策
■ 板が前(お腹側)に飛んでいってしまう 原因:後ろ足を真下に叩きすぎています。 解決策:もっと「後ろ(背中側)」にしっかりしゃくる意識を持ちましょう。
■ 板がひっくり返ってしまう 原因:弾くときに足首を使いすぎて、フリップのような回転が入っています。 解決策:足首を固定し、脚全体でテールの面を後ろに押し出すように意識してみてください。
■ 怖くて片足しか乗らない 原因:重心が後ろに残っています。 解決策:ジャンプするときに、少しだけ進行方向(前)に飛び出すイメージを持つと、板の真上に乗りやすくなります。
まとめ
ポップショービットは、力任せではなく「タイミングと足の抜き方」が重要なトリックです。一度感覚を掴めば、オーリーよりも軽い力でできるようになります。
これができるようになると、路面のちょっとした段差やバンク(傾斜)で繰り出すのが格段に楽しくなります。焦らず、まずは板を綺麗に回す練習から始めてみてください!
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